中日1位・石川昂弥 元球児の父が明かすビッグマウスの原点
U18W杯では全8試合で4番を務め、打率・333の好成績をおさめた。しかし、幼少期は野球選手であれば誰もが好物と答えるであろうアレが苦手だった。
「小5くらいまでは肉が嫌いでね。うちは肉屋をやっているので、選手のご自宅に卸すこともあるんです。黒毛和牛なんですが、昂弥くんはあまり好きじゃないと。大きくなるにつれて食べられるようになって、今では5人前をペロリ。ご飯も丼5杯は食べていました。部位はイチボが好きみたいです」(下村代表)
■父と弟は野球、母と姉はバレーボール
石川家はスポーツ一家だ。母の由香子さん(46)も東邦高出身。尋貴さんの1学年後輩で、女子バレーボール部の選手として活躍していた。現在はパートをしながら家計を支える。昂弥の姉、愛菜さん(21)も中学時代は母と同じバレーボール部。高校は野球部のマネジャーを務めていた。
弟の瑛貴さん(14)は兄と同じ知多ボーイズ所属。ポジションは捕手と投手で、身長は中学2年ながら180センチほどある。兄に続いて小6のときドラゴンズジュニアに選出され、兄の背中を追っている。