巨人補強の大本命 中日ロドリゲスに“FAマネー投入”の算段
ロドリゲスの巨人戦防御率は1・69。中軸の坂本や丸が手を焼いた投手はセ・リーグにそうはいない。これがポイントだ。
■FA戦線で使うはずだった約10億円を…
「原監督は昨オフに広島から丸をFAで補強し、『同一リーグの選手を補強すると、自分たちが強くなると同時に、ライバル球団が弱体化する。こう言っちゃなんだけど、両方の効果がある』とセの球団からの引き抜きに味をしめている。1年3億~3・5億円ベースの2年もしくは3年契約を準備するとの情報があります。FA戦線で美馬、鈴木大地に立て続けに逃げられたが、2人に使うはずだった総額10億円近い額がそのまま浮いている。FA補強の失敗分とメジャーとの争奪戦に備え、当初の条件より金額をアップして臨むようです」(球界関係者)
メジャー優勢の情報もあるが、巨人にとってロドリゲスは、補強の最大の目玉という位置付け。フラれた場合の衝撃は、FAで取り損なった2人の比ではない。