G菅野が6.5億円更改も メジャー挑戦へ残ったままの“障害”
原監督も先日、「凄く頑張って頑張ってジャイアンツで一生懸命やったと。で、私の夢はこうなんだと。これは結果としてないとは言えない」と容認の姿勢を見せている。来オフの挑戦へ視界は良好にみえる。が、そう言い切れないのが、コンディションの問題である。
今春のキャンプ時、本紙(日刊ゲンダイ)のインタビューで菅野は「メジャーでやってみたい気持ちはあります。ただ、もしかしたら行けないかもしれない。それは体あってのことだから」と語っていた。実際、今季は「ノーマークだった」という腰痛に足を引っ張られた。「正直、硬さや動かなくなってきたところもある。可動域もそうだし、筋肉も硬くなっている」と、30歳になり、体の変化を自覚している。
この日、来季の開幕投手が内定していることを明かした。その後は東京五輪で金メダルを獲得して日本一。オフに晴れてメジャー挑戦というシナリオを描く。今年のような「突発的な故障」だけがメジャー行きの障害となりそうだ。