G菅野が6.5億円更改も メジャー挑戦へ残ったままの“障害”

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之投手(30)が28日、球団事務所で契約更改し、現状維持の6億5000万円でサインした。昨オフ、日本人選手の最高年俸だった横浜・佐々木に並んでいた。

 今季は腰痛に悩まされ、離脱を繰り返した。22試合に先発して11勝6敗、防御率は自己ワーストの3・89という成績に関して、「あまり振り返りたくないシーズンだった」と言った。

 今季15勝を挙げた山口俊が巨人初のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認された。菅野もメジャー挑戦の夢があることは公言している。海外FA権取得は2021年のシーズン中のため、1年前倒しで来オフにポスティング移籍の可能性がささやかれている。前日27日に山口オーナーは「個別のケースに関しては検討していく余地は出てくる。ドラフトで1年待って1年を棒に振ってジャイアンツに来てくれている」とポスティングについて容認する可能性を示唆したばかり。菅野は「変わらず(気持ちは)持っているけど、まずは来シーズンを戦い抜いてから。日本一になって、その後にいろいろ話が出てくるかもしれない。前日のオーナーの発言? 直接話をしていない。今日(契約更改)もそういう話にはならなかった。行く行かないは別として、高みを目指すのは当たり前のこと」と話した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇