紀平梨花 GPファイナル連覇の策戦は4回転のぶっつけ本番か

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは5日(日本時間6日未明)にトリノで開幕する。

 4日には公式練習を行い、女子で連覇を狙う紀平梨花(17)、男子で5度目の頂点を目指す羽生結弦(24)らが本番で使用するリンクで調整した。

 紀平はショートプログラムでのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ軽快に決めながらもフリーで組み込む予定の大技「4回転サルコー」は失敗を繰り返した。

 開幕を前に不安が露呈した紀平は「4回転は結構いい感じ」と、むしろ手応えを口にした。

 今季、大躍進を果たしたロシア勢3人に対抗するためには、「安定した演技を見せるだけじゃ勝てない」と話し、ぶっつけ本番で大技の実施をほのめかした。

【写真特集】羽生、紀平が華麗に舞う NHK杯エキシビション

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