佐々木が剛球連発も…ロッテが心配な腕の振りと細マッチョ
■体脂肪率は10%未満
あるチーム関係者はさらに、「今の佐々木は投手というより陸上の短距離選手のような体つきですから」と、こう明かす。
「実際、走り方もいいし、短距離走のトレーニングは投手の中でもかなり速い。190センチ、90キロという立派な体形をしていますが、ユニホーム姿を見てもわかるように、かなりの細マッチョ。体脂肪率は10%に満たないそうです。先発投手はスタミナのもとになる脂肪がある程度ないと、長いイニングを投げたり、年間を通して投げるのが難しくなる。プロ野球選手の投手、野手含めた体脂肪率は平均して15%前後といわれている。実際、腹がポッコリ出ている投手は何人もいますからね。佐々木も、もう少し体に脂肪をつけた方がいい、という声はあります」
1月の新人合同自主トレ中、医療などのサポートで提携している順天堂大で体力測定をした結果、太ももの筋力が100メートルを10秒3程度で走るスプリンターと同等だったというのも、うなずける。
「今の佐々木が163キロを連発したら、それこそ右腕がパンクしかねない。コンスタントに速い球が投げられるようにするためには、相応の時間が必要でしょう」(前出のOB)