MLBは5月中旬開幕予定 試合数確保に「7回制&1日2試合」案
今月26日の開幕が延期された米大リーグ。
MLBでは現時点で、5月中旬の開幕を目指しているものの、依然として先行きは不透明な状況が続く。米国ではアメフトのNFL、バスケのNBAとシーズンがかぶるため、メジャーのポストシーズンは予定通り10月に行う方針だ。当然、試合数は減り、162試合を確保するのは不可能だが、ベテラン指揮官が大胆な代替案を提唱した。
ロッキーズのバド・ブラック監督(62)は24日(日本時間25日)、MLBのラジオ番組に出演。「162試合を行うのが望ましい。7回制にして1日に2試合(ダブルヘッダー)行うべきではないか」と、個人的な見解を明かした。
スケジュールがタイトな大リーグでは、雨天中止になった試合をダブルヘッダーで消化するのは珍しくないことだ。集客が望めない平日でも2試合をこなしている。
これまでMLBでは、試合時間を短縮するため、イニング数を減らすことを検討してきたが、選手会などの反対もあって実現しなかった。
MLBはここ数年、観客動員数が低迷。試合方式の変更が集客の呼び水になるかもしれない。