青木会長3期目は悪夢の船出 新設大会が理事の不手際で中止
■ゴルフ場も選手もJGTOへ不信感
JGTOはなぜ勝手に日程を変更したのか?
「秋開催の“HEIWA・PGM選手権”の撤退が決まり、その開催週に“マイナビABC選手権”が移動した。空いた44週に“ザ・トップ”を開催したらどうか、と上田昌孝専務理事と村田一治理事の2人がトップホールディングス社長に提案。それで変更が決まった。ところが岐阜関CCには、それまでの経緯を何も知らせていなかった。
青木会長は事後承諾の形で電話したのですが、岐阜関CCサイドはJGTOへの不信感でいっぱいです。それでなくても秋には国家的行事“ねんりんピック”(全国健康福祉祭)の会場になっており無理だった。トップ関係者は、“中止ではなく開催継続の方向で話を進めている”そうですが、中部圏の名だたるゴルフ場はどこも手を挙げないでしょう」(宮崎紘一氏)
試合中止の原因をつくった上田、村田両理事は、先の社員総会で主だったツアープロ41選手が「安心してプレーできない。解任してほしい」と署名した嘆願書に名前が載った2人だ。