開幕延期でも日本に留まる助っ人の心境…公認代理人が語る

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■2011年は大パニック

 ある球団の渉外担当は「東日本大震災が起きた2011年の方が大変でした」と、こう続ける。

あの時は原発事故による放射能漏れと余震の多さにより、帰国を希望する選手が続出した。助っ人選手たちのもとに在日米大使館筋から『日本にいたら危険だ。すぐに退避すべき』との情報が届き、実際に米軍を中心に在日米国民の国外退避計画も練られていた。球団から許可され帰国した選手もいましたが、一部のセ球団は『帰国した場合は年俸を削る』と選手に伝え、揉めてもいます」

 助っ人選手たちにかかるストレスは、おそらく日本選手以上。それなりの手当てが必要になるだろう。

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