J鳥栖20億円赤字…日本が参考にしたい韓国のサッカー支援
新型コロナウイルス禍で先行き不透明感が増す一方の日本サッカー界。
27日の一部スポーツ紙にショッキングな見出しがデカデカと載った。
「J1鳥栖 赤字20億円 存続の危機」
これまでJ史上最大の赤字額は、2005年のJ1神戸10億5400万円だった。鳥栖の竹原社長が言うように「天文学的な赤字」なのである。
「竹原社長は『他クラブよりも資金ショートは早い』と話している。たとえばJ1札幌、J2新潟関係者は『9~10月にはキャッシュが尽きる』と口をそろえ、J1鹿島の関係者は『最終的に収入が20億円ほど落ち込む可能性もある』と話している」(サッカー関係者)
J3にいたっては、いつ潰れてもおかしくないクラブばかり。そもそも観客動員の少ないJ3の場合は「試合をやっても運営費などの負担の方が大きくて赤字」(放送関係者)と、まさに進むも地獄、退くも地獄なのだ。
そんな中、お隣の韓国から韓国サッカー協会やKリーグの上層部、各クラブ社長や幹部、代表監督らが「給与の10~20%を返納する」というニュースが流れてきた。