渋野はマーカー戻し忘れで2罰打…繰り返さないためには?
【アース・モンダミンカップ】第1日
「すごく恥ずかしかった。怒りを通り越して笑っちゃいました」
初日イーブンパー59位タイの渋野日向子(21)だ。降雨によるコースコンディション不良のため、スタート時間が1時間も遅れた。
「ギャラリーがいなくても久々の第1打は緊張した」と4番までパーセーブを続け、迎えた5番パー4で痛恨のダブルボギー。それもマーカーを戻し忘れた2罰打(規則14―7a違反)だった。
グリーン上で1メートルのパーパットを残した渋野は、同伴競技者のラインとかぶっていたためヘッド1個分マーカーをずらした。
その後、グリーン上にたまった水を取り除くローラーをかけている間に、マーカーを戻すのをすっかり忘れて、そのまま打ってしまったのだ。
「(ペナルティーを受けるのは)プロになって初めて。中学1年生の時に過少申告でペナルティーを受けて以来です」
雨の日のラウンドは、傘をさしたり、濡れたグリップを拭いたりと注意力が散漫になりがちで、アマチュアもマーカーの戻し忘れに気づかないケースがある。