大谷・開幕二刀流決定 制球難改善のカギは劇的な細胞分裂

公開日: 更新日:

 今季、投打の二刀流への完全復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(26)の開幕からのローテ入りが決まった。

 ジョー・マドン監督は14日(日本時間15日)、「最初からローテに入る。問題ないと思う」と、24日(同25日)からのアスレチックスとの開幕カードを二刀流で迎えると明かした。

 大谷はキャンプ再開後、2度の紅白戦に登板し、計6・1イニングで12四死球と制球に課題を残した。直球は2試合とも、150キロ台半ばをマークするなど、球威を取り戻しつつあるものの、変化球がコースを大きく外れるケースも目立ち、本人は「そこが決まってくればもっと三振も取れるし、全体的なまとまりもいいと思う」と、課題を口にしている。

 指揮官は「ああいう最高のアスリートの場合、この時期に良い、悪いを判断するのは難しい」としているが、制球が不安定なのはメスを入れた右肘に原因がある可能性は否定できない。

 大谷が右肘の靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けてから、来月で1年10カ月になる。通常、TJ手術を受けた投手は復帰するまでの期間は約1年半とされ、大谷もリハビリには十分な時間を費やしてきた。すでにマウンドに上がるまでに回復しているが、問題は移植した新しい靱帯だ。手術前のように機能するには時間を要するからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!