大谷2度目実戦も5四死球の乱調…二刀流成否は登板後の打撃
エンゼルス・大谷翔平(26)が13日(日本時間14日)本拠地エンゼルスタジアムでの紅白戦に登板。全体練習再開後、2度目の実戦マウンドは3回3分の1、2安打1失点。前回(7日)は7四球と制球に苦しんだが今回も5四死球と乱れた。
試合後の大谷は「球数も投げた。前回よりは良かった」と、満足そうに振り返った。予定していた60球に達した(64球)にため、イニング途中での降板を余儀なくされたことには「決めにいったときの変化球が抜けていた。そこが決まってくれればもっと三振も取れるし、全体的なまともまりもいいと思う」と反省を口にした。
2018年9月2日のアストロズ戦以来674日ぶりとなった前回登板後には腰の張りを訴えて、翌日以降は別メニュー調整を強いられた。投球、打撃ともに根幹を担う箇所だけに、プレーへの影響を懸念されたが、打者として出場した12日の紅白戦ではエース左腕から初本塁打を含むマルチを記録。自らのバットで不安を払拭してみせた。24日の開幕に向けてバットでは仕上がりの良さをアピールしているとはいえ、どちらかといえば登板前に結果を残す傾向がある。