大谷翔平が674日ぶり実戦で大乱調 不安は登板後の肘の張り
エンゼルス・大谷翔平(26)が二刀流復帰に不安を残した。
約1年10カ月ぶりに登板した7日(日本時間8日)の紅白戦は打者10人に対して7四球。7年約266億円でFA移籍の強打者レンドン(前ナショナルズ)の胸元にぶつけるなど、制球が定まらなかった。
「思い切り投げていないし、右の打者中心にどちらかというと置きにいってしまった。術後明けの不安というより、そういう面が大きかった」とは、登板後の大谷だ。
渡米1年目の2018年のオープン戦では2試合計2・2イニングで3四死球。力量を疑問視されたが、開幕後は制球難を克服しただけに、マドン監督は「2年前も同じように言われていた。不安や心配することは何もない」と、大谷の適応力の高さに期待を寄せた。
今後はオープン戦を含めて数試合に登板し、26日(同27日)のアスレチックス戦での今季初登板に備える。
Jスポーツ大リーグ中継で解説を務める三井浩二氏が「動画で見た限りですが」とこう続ける。