実はダル評価せず?カブス新監督は解説者時代に酷評ばかり
30日(日本時間31日)、オハイオ州シンシナティで予定していたレッズ―カブス戦は雨のため中止。先発予定だったダルビッシュ有(33)と、「1番・左翼」でスタメンに名を連ねていた秋山翔吾(32)とのメジャー初顔合わせは持ち越しとなった。ダルは31日(同8月1日)のパイレーツ戦(シカゴ)にスライド登板する見込み。
2016年以来4年ぶりの世界一を狙うカブスは昨オフ、ジョー・マドン監督(現エンゼルス)に代えて球団OBのデビッド・ロス氏を招聘した。新指揮官の方針もあって、今季からダルと相性のいい控えのビクター・カラティーニを専属捕手に据えた。チーム一の高給取り(6年総額約136億円)であるダルが投げやすいように配慮しているように見えるが、実はロス監督、ダルを評価していないともっぱらだ。
ロス氏は17年から3年間、スポーツ専門チャンネルESPNのアナリストを務めた。カブス戦の中継で解説を務めることも多く、18年にダルが移籍してからは公共の電波を使って酷評するのも珍しいことではなかったという。