敵同士が試合中にジャンケン…星野監督なら即2軍落ち通告
信じられない光景だった。
7月26日のソフトバンク対日ハム戦の4回裏のことだ。内野安打で出塁したソフトバンクの川島慶三内野手が2塁盗塁を試みたものの、あえなくタッチアウト。この判定にソフトバンクの工藤公康監督がリクエストを要求。審判団がビデオ検証を行い、判定するまでの間、2塁ベース付近で川島選手と日本ハムの杉谷拳士内野手が突然、ジャンケンを始めたのだ。
「アウトかセーフかジャンケンで決めよう」
そんな軽い気持ちだったのかもしれない。
そのシーンはテレビで中継され、ネット上の動画でも拡散されているのだが、2人の行為は厳密にいえば、野球規則に抵触する恐れがある。
<プレーヤーの禁止事項の6.04>の<(b)ユニフォーム着用者は、次のことが禁じられる>にはこうある。
<監督、コーチまたはプレーヤーが、試合前、試合中を問わず、いかなるときでも観衆に話しかけたり、または相手チームのプレーヤーと親睦的態度をとること。>