元王者が絶不調だ。
ノルディックスキージャンプ男子のW杯第3戦(フィンランド・ルカ=HS142メートル、K点120メートル)が29日に行われ、2018―19年シーズンに個人総合を制した小林陵侑(24)は1回目121.5メートル、2回目126.5メートルで合計214.5点で15位。あとひとつに迫っている日本勢トップのW杯通算17勝はお預けである。
今季の小林は開幕から低空飛行。38位に終わった28日の第2戦では、3季ぶりに2回目に進めなかった。ここまで3戦連続で1桁順位の佐藤幸椰(25)にエースの座を奪われかねない。