DeNA狙う新外国人ロメロの長所短所 打倒巨人の秘密兵器か
三浦大輔新監督(46)も正式契約を心待ちにしているという。
DeNAが獲得に乗り出している、前ツインズのフェルナンド・ロメロ(25)。現地メディアが「合意間近」と報じているこの右腕、潜在能力はピカイチだ。
■FA井納の穴を埋めて余りある
「ドミニカ共和国出身のロメロは2011年に16歳でツインズと契約。18年にメジャーデビューして、通算成績は26試合で3勝4敗、防御率5・17ですが、直球のMAXは159キロの剛腕です。直球は平均球速でも155キロ。しかもそれが、打者の手元でナチュラルに沈む。ホームベース上を鋭く横切るような140キロ台中盤のスライダーにも定評があります。若手の育成力にたけているツインズで、17年にはチーム有望株リストの4番目、投手では2番目に位置付けられていた。14年にトミー・ジョン手術を受けたのをはじめ、ヒザにも故障歴があって伸び悩んだ印象がありますが、能力の高さは米国でも認められていました」
とは、代理人筋だ。ただし、問題はある。