DeNAエースと4番が大幅増 梶谷&井納の巨人流出はむしろ吉

公開日: 更新日:

 コロナ禍でも景気がいい。

 15日、DeNAは「エース」と「4番」の2人と契約更改。

 今季、チーム最多の10勝をマークした大貫が倍増以上となる5250万円、4番兼主将として首位打者を獲得した佐野も3倍近い4600万円増の7000万円でサインした。

 2人はトップクラスの活躍をしただけに、大幅昇給は当然と言えば当然だが、DeNAはこのオフ、今季18セーブを挙げた三嶋が3000万円増の1億1000万円、中継ぎの国吉が3割増の5720万円、今季4勝の平良が57%アップの3300万円になるなど、中堅クラスの選手に対しても手厚い待遇をしている。

 球団OBが言う。

「2020年度の選手平均年俸は3592万円で12球団中8位。そもそもソフトバンク巨人と比べてシブチンな上に、今季4位に低迷したことを考えると羽振りがいい。来季は三浦新監督の就任1年目。選手のモチベーションアップを狙っているのでしょう。巨人へFA移籍した梶谷と井納、助っ人のロペス、パットンが退団して浮いた合計年俸(約4億5000万円)などは選手に還元しているようです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇