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鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大准教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部准教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

MLBが自治体の要望退けスプリングトレーニング突入の裏側

公開日: 更新日:

 最悪の事態を避けたい選手会と、無観客や試合数の削減による収入の減少を避けたい経営陣の思惑が一致したことで、自治体側の要望にもかかわらず、スプリングトレーニングは予定通り、2月17日の開始日を迎えることになった。日頃から険悪な間柄として知られる選手会と球団経営陣も、利害が同じ場合には、進んで連携するのである。

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