大谷OP戦初登板で161キロ 昨季地区王者を今季カモれる気配

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 この日に相対したアスレチックスは、同じア・リーグ西地区のライバル。昨季は7年ぶりに地区優勝を果たしながら、低予算で運営する球団の方針からオフに多くの主力を放出した。再建モードに入っており、アナリストの多くが最下位と予想するなど、下馬評は芳しくない。

 現時点で投打ともチームを牽引するだけの主力は不在。実力に陰りが見え始めたベテランや、メジャーで実績のない若手が大半を占めているだけに、二刀流への完全復活を目指す大谷にとってはカモにしたい相手だ。

 しかし、アスレチックスは7月末のトレード期限を境に選手の顔ぶれが様変わりするのは珍しくない球団でもある。7月中旬の球宴までにポストシーズン進出の可能性があれば、積極的にトレードを行い、戦力の上積みを図ってきた。極端な時は、開幕スタメンに名を連ねた選手がほとんど残っていないことも珍しくはない。

 今季、エンゼルスとアスレチックスの直接対決は19試合。8月1日までに16試合が組まれている。今季のアスレチックスの前半戦の状態にもよるが、投打とも戦力が劣る同地区のライバル相手に結果を残せるうちに勝ち星と本塁打を稼いでおいた方がよさそうだ。

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