ポルトガルに渡ったMF守田は代表主力へ千載一遇のチャンス
本人は2度目のスタートラインに立った喜びを噛み締める。それも日本代表の屋台骨を支えてきた柴崎に代わって呼ばれたのだから、初招集の頃とは立場が違う。
■憲剛も大島も代表では控えに甘んじた
ポルトガルに渡って相手を怖がらせるべく、積極果敢にシュートを打ちに行くことも覚えた。
その勇敢さと大胆さを日韓戦で発揮し、得点に直結する結果を残すことができれば、22年カタールW杯の主力も見えてくる。
川崎に大きな足跡を残した中村憲剛は、10年南アフリカW杯予選まで主力だったが、本大会では控えに甘んじた。
もう1人の先輩である大島も、18年ロシアW杯で西野朗監督(現タイ代表監督)に期待されながら、本大会直前のケガで柴崎に代表スタメンの座を譲ることになった。
彼らが果たせなかったW杯での代表レギュラー奪取、そして日本サッカー初のW杯8強入りを果たすことが、守田に課せられた至上命題だ。
千載一遇のチャンスを逃してはならない。