大谷いよいよ5日に先発 エ軍リリーフ陣好調で問われる真価
不安視されたリリーフ陣の頭数が揃った今季、大谷はいよいよ先発としての真価が問われる。
マドン監督が「今季は投手中心の起用になる」と期待する通り、大谷にとってシーズンを通じてローテを守ることがノルマになる。二刀流の負担を考慮して通常の中4日ではなく、中6日での登板間隔になるだけに当然、内容も問われる。
大谷は投打ともプレーした渡米1年目の2018年は5月21日のレイズ戦での7回3分の2が最長だった。右肘を故障したこともあり、平均投球回数は5回3分の1にとどまった。
救援陣が安定し、自身の球威も回復した今季は、勝ち星を手にするためにも、先発投手としての最低限の責任とされるクオリティースタート(QS=6回以上を3自責点以内)を積み重ねる必要がある。それができなければ、先発失格の烙印を押されるかもしれない。