バッハ会長「緊急事態宣言と五輪は無関係」発言の狡猾さ

公開日: 更新日:

 思えば東京五輪が1年延期になったのも昨年、安倍前首相が「完全な形で開催したいから」とIOCに延期を打診したからだ。これにより、延期に伴う費用の大半は日本サイドが背負い、IOCの出血は最低限に抑えられた。

「バッハ会長は狡猾ですからね。自分で判断することを避け、常に誰かにバトンを預けている。外国人客受け入れ断念も日本に決めさせた。さらに観客の上限や完全に無観客にするかどうかの判断も、日本政府や組織委員会に丸投げです。IOCには独自の情報網があるので、日本の感染状況や世論の声なども収集しているはず。それでも責任を回避するために、自分たちからは決して動こうとしない。まさに嘘と欺瞞に満ちあふれた茶番劇ですよ」(前出の谷口氏)

 要するにバッハ会長は日本に責任を押し付けている。日本はいいように利用されているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係