ダル今季4勝目逃す 同僚5人“コロナ離脱”緊急事態に粘れず
パドレス・ダルビッシュ有(34)が日本時間13日のロッキーズ戦とのダブルヘッダー第1試合(7イニング制)に登板。4回を2安打1失点、2三振1四球で、4勝目(1敗)はならなかった。
ダルは一回、味方外野手の送球エラーから2死二塁のピンチを招くと、4番ストーリーに中堅への適時打を許して先制点を献上。味方打線は相手先発グレイを打ちあぐね、1点ビハインドの場面で降板した。
チームでは前日、タティスJr内野手、マイヤーズ外野手の主力2人が新型コロナウイルスに感染し、10日間の負傷者リスト(IL)に入った。他にもプロファー、マテオ、ホズマーの内野手3人が濃厚接触者と特定されてIL入り。一気に5人が離脱する異常事態に見舞われた。
試合は女房役カラティーニの満塁弾で逆転勝ちしたが、エース右腕はチームの緊急時に粘りを発揮できなかった。