清原和博Jr.が“神宮デビュー” 巨人OBが打撃センスに太鼓判
元西武、巨人の主砲・清原和博氏(53)の長男が“神宮デビュー”を果たした。慶大1年の清原正吾内野手が31日、東京六大学の新人戦に一塁手でベンチ入り。早大に1-0で勝利した試合には出場機会を得られなかったが、父がスタンドで観戦する中、出場選手のサポートをこなしながら代打起用に備えた。
実は、本格的に野球をプレーするのは少年野球に打ち込んだ小学6年生以来。中学ではバレーボール部、高校ではアメリカンフットボール部に所属していた。昨年、コロナ禍での自粛期間中に父と弟の3人で野球の練習をしたことがきっかけとなり、「野球が好きなんだと再認識した」と大学野球部の門を叩いた。
3歳下の弟も4月から神奈川県内の強豪高校野球部に所属。その弟の中学時代、打撃練習で投手役を務めたことがあるPL学園、巨人で清原氏の後輩にあたる橋本清氏がこう言う。
「小学生時代にジャイアンツジュニアにも選出された清原さんの次男は、当時から有名でした。彼が中学3年のときに一緒に練習をしたことがありますが、成長段階で身長はまだ小柄ながら、スイングスピードが速く、打球は中学生とは思えない飛距離だった。右打ちですが、右翼方向への打球が伸びる。ちょっとビックリするほどで、間違いなく清原さん譲りです。長男の正吾くん相手に投げたことはないものの、少年野球時代はその次男に勝るとも劣らない野球センスがあったと聞いています。正吾くんは体格にも恵まれている(186センチ・90キロ)。ブランクを差し引いても、大きな可能性を感じさせるポテンシャルを秘めていると思います」
楽しみだ。