MLB新ルールにダルは反論 不正投球蔓延は投手コーチが元凶
ダルの指摘が的確かはともかく、メジャーで不正投球が蔓延する原因のひとつは担当コーチの指示に他ならない。
ある日本人投手は移籍1年目のキャンプで投手コーチから「どれを使う?」と、マツヤニをはじめとする複数の滑り止めを勧められたという。
投手陣を預かるコーチからすれば、自軍のピッチャーの出来次第では死活問題につながりかねない。大金を費やして獲得した投手が故障したり、結果を残せなければ、責任を問われてクビが飛ぶからだ。
ダルが言うように、滑りやすいボールを改善するのはもちろん、裏で糸を引いている投手コーチにもメスを入れる必要がありそうだ。