大谷が2戦3発のヤンキースタジアムであす初登板 待ち受けるNYの異常気象
高温多湿に加えて、大都市特有の現象にも足を引っ張られそうだ。市内には高階層のビルが立ち並ぶだけに、真夏には熱がこもりやすくヒートアイランド現象が起きることも珍しくない。この現象によりニューヨークでは2度近く気温が上昇するとの調査結果も報告されている。
■東海岸の気象に不慣れで暑さにも弱い
温暖でも乾燥している西海岸カリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアムでプレーする機会が多い大谷は、東海岸の気象には不慣れな上に、どちらかといえば暑さに弱い。投打の二刀流で出場した今月18日(同)の本拠地でのタイガース戦でさえ、試合中に気温が30度近くに達し、疲労も重なってか顔は真っ赤。ベンチでは肩で息をするシーンも見られた。
あすの試合も「2番・投手」でオーダーに名を連ねるとみられるが、開幕から3カ月が経過し、疲労がピークに達する頃だ。初めてのヤンキースタジアムのマウンドは東海岸特有の暑さとの闘いでもある。