世界ゴルフランキングが2022年8月に新システム導入 日本男子ツアー界の危惧が現実に
トップ100となると、さらに大きく入れ替わり、ここから日本ツアーの選手がはじき出される可能性が強くなるとみられる。
現在、日本選手トップは米ツアーで戦う松山英樹の17位。そしてトップ100には金谷拓実85位、星野陸也95位の3選手しかいない。100位台はたったの8選手。
米ゴルフダイジェスト誌によれば、新システムでは強豪選手が集まるツアーが恩恵を受けるという。となると米ツアーの優位性がさらに高まり、世界ランクを基準に出場権が与えられる海外メジャーやWGCに日本ツアープロが出場できる可能性は低くなるということだ。場合によっては米下部コーンフェリーツアーより、日本ツアーの方が格下になる可能性も十分に出てきそうだ。
(ゴルフライター・吉川英三郎)