大谷翔平に続く四球攻め…逆転の本塁打王獲得はマ軍との“残り2連戦”がカギを握る
エンゼルスとマリナーズは10月2日からの今季最終カード3連戦(シアトル)で直接対決が組まれている。ア・リーグのWC争いが最終カードまでもつれ、マ軍がPS進出の可能性を残していれば、エ軍で唯一、長打力のある大谷への攻めは厳しくなるし、逆に得点圏に走者のいる場面では勝負を避けるのは必至だ。逆に今季最終カードを前にマ軍のPS進出の望みが絶たれた場合は消化試合となり、バッテリーががむしゃらに大谷を抑えにくるとは考えにくい。大谷を歩かせればファンのブーイングを浴びるだけに、二刀流と真っ向勝負に出ても不思議ではない。
今季、大谷のマ軍戦での相性は決して悪くない。投げては6月5日に6回を4安打2失点で2勝目をマーク。打っては13試合で48打数9安打の打率.188ながら4本塁打、9打点と勝負強さを発揮している。
ゲレロ、ぺレスとの本塁打王争いは今季最終戦までもつれそうな雲行きだ。逆転のタイトル獲得を狙うためにも、大谷は今回のマ軍3連戦の残り2戦、目の色を変えた方がいい。