大谷翔平に続く四球攻め…逆転の本塁打王獲得はマ軍との“残り2連戦”がカギを握る

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 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間27日のマリナーズ戦に登板する。

 今季の本拠地最終戦(アナハイム)で、自己最多の10勝目(2敗)と、1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりの「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」の達成に挑む。

 すでにポストシーズン(PS)進出の可能性が絶たれたエ軍にとって勝敗は関係ないとはいえ、大谷にとって25日からのマ軍3連戦は極めて重要な意味を持つ。1戦目(25日)は2番DHでスタメン出場するも第1打席で三振の後、申告敬遠、四球、四球、申告敬遠と4打席連続四球攻めと勝負してもらえなかったが、大谷の本塁打王取りに大きく関わってくる可能性があるからだ。

 マリナーズは25日、エ軍に6ー5で勝利し同日現在、85勝69敗の勝率.552で首位アストロズと6ゲーム差のア・リーグ西地区2位。地区優勝は絶望的ながら、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズと2位以下の最高勝率2チームが勝ち上がるワイルドカード(WC)争いを繰り広げている。マ軍はWC進出争いで首位レッドソックスと2ゲーム差の4位。今回のエ軍3連戦の結果次第ではマ軍はWC争いから大きく後退することになる。

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