大谷翔平に続く四球攻め…逆転の本塁打王獲得はマ軍との“残り2連戦”がカギを握る

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間27日のマリナーズ戦に登板する。

 今季の本拠地最終戦(アナハイム)で、自己最多の10勝目(2敗)と、1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりの「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」の達成に挑む。

 すでにポストシーズン(PS)進出の可能性が絶たれたエ軍にとって勝敗は関係ないとはいえ、大谷にとって25日からのマ軍3連戦は極めて重要な意味を持つ。1戦目(25日)は2番DHでスタメン出場するも第1打席で三振の後、申告敬遠、四球、四球、申告敬遠と4打席連続四球攻めと勝負してもらえなかったが、大谷の本塁打王取りに大きく関わってくる可能性があるからだ。

 マリナーズは25日、エ軍に6ー5で勝利し同日現在、85勝69敗の勝率.552で首位アストロズと6ゲーム差のア・リーグ西地区2位。地区優勝は絶望的ながら、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズと2位以下の最高勝率2チームが勝ち上がるワイルドカード(WC)争いを繰り広げている。マ軍はWC進出争いで首位レッドソックスと2ゲーム差の4位。今回のエ軍3連戦の結果次第ではマ軍はWC争いから大きく後退することになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…