内村航平が種目別「鉄棒」決勝進出で存在感アピール! 五輪「団体金」奪還目指す代表監督の有力候補に
内村は個人総合で五輪連覇、世界選手権6連覇を達成。実績や経験もさることながら、これまで度重なる故障に苦しみながらも不屈の闘志で克服してきた。体への負担を軽減する着地に取り組むなど、研究熱心なことでも知られる。長らく世界の男子体操を牽引してきただけに、現在の代表選手からの信頼も厚く、パリ五輪での団体金メダル奪還を目指す体操ニッポンの指揮官には最適な人材というわけだ。
内村は指導経験こそないが、全盛期から積極的に若手に助言を送り、東京五輪ではメンターとして団体メンバーを支え続けた。
水鳥寿思現監督(41)は12年12月に史上最年少の32歳の若さで強化本部長と監督に就任した。
来年の1月3日に33回目の誕生日を迎える内村が大役を任される可能性があるのだ。
かつての絶対王者は、団体世界一の座を取り戻せるか。