森保J得点力不足解消へ…W杯最終予選1.27中国戦「戦力外」濃厚な5人の選手

公開日: 更新日:

 森保ジャパンが、序盤でもたついた2022年カタールW杯アジア最終予選を何とか持ち直した。今月のベトナム、オマーンとのアウェー戦を連勝して勝ち点6を積み上げ、W杯自動出場権を得られるグループリーグB組の2位浮上に成功したのだ。

 課題は多い。6試合を消化して得点5。B組最下位のベトナムの4に次いでワースト2位である。得点力不足のままでは残り4試合、苦戦を強いられるだろう。「次は来年1月27日の中国戦。主軸選手の大幅な入れ替えが断行される」とサッカー関係者がこう続ける。

「オマーン戦の前半は3トップ中央のFW大迫と左サイドのMF南野がブレーキ。後半にMF三笘が左サイドに入って攻撃が活性化。大迫と南野の<2人力>よりも三笘ひとりの方が、相手守備陣の脅威になっていた。左SB長友も奮闘して前半に効果的なクロスを1本入れたが、全盛期と比べると<左サイドで攻撃の起点となる>という部分の劣化が著しい。後半17分に長友に代わって投入されたDF中山は、同36分に三笘に対して絶妙なパスを送り、それがゴールにつながった。今後は大迫→古橋、南野→三笘、長友→中山とスタメンが入れ替わるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…