稲見萌寧vs古江彩佳「賞金女王争い」は拍子抜けの結果 女子ツアー最終戦最終日は見せ場なし
【JLPGAツアー選手権リコー杯】最終日
「最後まで耐え抜いて頑張った。この1年は想像以上にうまくいき、充実したシーズンだった。(最終日も)自分ができる最低限のことはクリアできてよかった」
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2020年と21年が統合された今季、9勝を挙げ、初の賞金女王に輝いた稲見萌寧(22)がこう言った。
ツアー終盤は腰痛に悩まされ、今大会も通算イーブンパー9位フィニッシュと精彩を欠いた。
女王タイトルの行方は最終戦までもつれ、今大会優勝か単独2位で賞金ランク2位の古江彩佳(21)にも逆転女王の目が残されていた。
しかも古江は初日に勢いよく64をマークして単独首位と好スタートを切り、逆転劇を期待したファンも多かったはずだ。最終日も3打差2位発進とV圏内にとどまっていた。