大坂なおみ全豪OPで女王復活の可能性は? 4カ月ぶり復帰戦は世界61位の若手に辛勝

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「昨年は全仏の途中棄権やメンタルヘルスの問題などもあって、世界ランクは13位まで落ちた。そんな彼女にとって、得意なハードコートの全豪を勝って、復活したいという気持ちは非常に強いと思う」

 こう言うのはスポーツライターの武田薫氏。

 4日、女子テニスのメルボルン・サマー・セット1のシングルス1回戦で、世界ランク61位のA・コルネ(31=フランス)を6-4、3-6、6-3で下した大坂なおみ(24)に関してだ。

 実戦は昨年9月の全米オープン以来、実に4カ月ぶり。連覇のかかる全豪オープン(17~30日)までにもうひとつ前哨戦があるものの、「この時期の始動は、なんとか全豪に勝って、再び注目されたいという大坂の意欲の表れ」(武田氏)というのだ。

 それなら、大坂は全豪を勝てるのかどうか。

「テニスは7、8割がメンタルのスポーツといわれます。復活するには、とにかく自信を取り戻すこと。そのためには、いくら練習を重ねてもダメ。少しでも多くの実戦を経験すること。全豪までに1試合でも多くこなすことが前提ですが、勝負事は相手がありますからね」と、武田氏がこう続ける。

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