榊原CEO「八百長ない」断言も“シロ”の論拠なし処分なしで火に油…RIZIN騒動どこまで続く
何だか奥歯に物が挟まったような言い方に、ファンの疑念は膨らむばかりだ。
昨年末の大みそかに行なわれた総合格闘技大会「RIZIN.33」で、元K-1ウェルター級王者の久保優太(34)と、YouTuberのシバター(36)の対戦をめぐる「八百長疑惑」。11日、今まで沈黙を貫いてきたRIZINの榊原信行CEO(58)が、YouTube公式チャンネルで初めて説明するとあって発言に注目が集まったが、肝心の「八百長」の有無については曖昧のままだったからワケが分からない。
RIZINのファンが求めていたのは、指摘されている八百長について、榊原CEOが「ない」と断言することだけではない。興行主として「完全にシロ」だと示す論拠や毅然とした姿勢だろう。ところが、この日の榊原CEOの発言はこうだ。
「RIZINを2015年に立ち上げて6年。世界中のファイターたちと、ファンと、スポンサー、メディアの皆さんとつくってきたRIZIN。天地天命に誓って八百長なんて1試合もない。命かけて約束してもいい。ありえない。100%、全部リアルファイトである」