“オンライン大臣”中谷進之介が盟友・南野拓実の領域に達する日は近い
中谷進之介(名古屋/25歳)
「名古屋の長谷川健太新監督からは『(今回の代表で)本当に頑張って来いよ』と言われました。練習試合でミスをすると『お前、セレソンだろ』と厳しい言葉が飛んでくる(苦笑)。自分も常に代表基準を求めてやるようになりました」
2021年ルヴァン杯制覇の原動力となったDF中谷は、意気揚々と千葉・幕張で実施中の日本代表候補合宿に挑んでいる。
1月27日、2月1日のW杯最終予選・中国&サウジアラビア2連戦(埼玉)は吉田麻也(サンプドリア)がケガで不参加。DFが1枠空くだけに滑り込みのチャンス。「メンバーに残ることを意識してやりたい」と野心を押し出した。
■かすりそうでかすってないのが世界大会
1996年3月生まれの中谷は千葉県佐倉市出身。小学校4年から柏の下部組織で育ち、15歳から年代別代表に名を連ねた。2014年AFC・U-19選手権(ミャンマー)では南野拓実(リバプール)、オナイウ阿道(トゥールーズ)らと共闘。アジアの壁に阻まれたが、エリート予備軍の1人として有望視された。