大谷翔平が同点適時打&サヨナラ生還 指揮官の「逆方向打球増えれば復調」予言ズバリ!
エンゼルス・大谷翔平(27)が逆転勝ちに貢献した。
日本時間9日のナショナルズ戦に「3番・DH」で出場し、4打数1安打2打点1得点。大谷が持ち前の長打力と機動力を披露したのは2-4と2点を追う九回だった。
2死一、三塁の好機で打席に立つと、相手の右腕で守護神レイニーから中堅フェンス左に直撃するタイムリー二塁打。走者2人を迎え入れて同点に追いつくと、続くレンドンの中前打で二塁から快足を飛ばしてサヨナラのホーム。この日はナ軍投手陣を打ちあぐねていたが、土壇場で勝負強さを発揮した。
エンゼルスのマドン監督は前日までに、大谷の打撃についてこう話していた。
「彼は逆方向への打球が多くなればなるほど、状態が早く上向くんだ」
この試合の前まで、5月に入ってからの7試合は22打数3安打の打率.136。本塁打はゼロだ。しかし、日本時間8日のナショナルズ戦は4打席とも打球はすべて中堅から左翼寄りだったことで、状態はじきに上向くとみているのだ。