大谷翔平4勝目かけて敵地登板 ヤ軍のマウンドに漂う異様な熱気と「ルースの呪縛」
■地元ファンからの集中砲火
ただでさえ、ヤンキースの本拠地は地元ファンの熱気もあって試合中は異様な雰囲気に包まれる。目の肥えたファンも多く、緩慢なプレーやミスには敵味方関係なく容赦のないブーイングが浴びせられる。マウンドはグラウンドの中心にあるから、「集中砲火」を受けることになる。
大谷は適応力にすぐれ、なおかつマイペースな性格ながら、「ルースが建てた家」の雰囲気にのみ込まれて本来のパフォーマンスを発揮しきれない可能性もある。苦手意識を持たないためにも、ヤンキースの強力打線を封じて、約1カ月ぶりの白星を手にするしかない。
なお、この日(日本時間2日)の試合は雨で中止になった。