著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

《20試合を切ったら死活問題。何とかして欲しい》トップ選手の悲痛な叫びはJGTOに届いているのか

公開日: 更新日:

「20試合を切ったら僕らの死活問題になります。何とかして欲しい」

 ツアー関係者にそう訴えたのは、ある男子のトッププロだ。もちろんこれは彼個人の意見だけではなく、大勢のツアープロの声を代弁した言葉でもある。

 彼の話では、来季の国内男子ツアーは「長嶋茂雄招待・セガサミーカップ」と、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催し、選手会などが共催する「フォー・ザ・プレーヤーズ・バイ・ザ・プレーヤーズ」の2試合が消滅する可能性があるというのだ。

 この件をJGTOに問い合わせたところ「まったく聞いていません」との返答だったが、今年が最後になりそうな大会はまだある。国内で初の開催となった欧州ツアー「ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」は、今季が3年契約の最終年。継続するかは審議中だが、来季は3試合が消滅するかもしれないのだ。

 今季は52年の歴史を誇る「マイナビABC選手権」を筆頭に「ASO飯塚チャレンジド」と「ゴルフパートナー・プロアマ」の3試合が消え、負の連鎖が続いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  3. 3

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ

  2. 7

    大山悠輔「阪神決別説」が急浮上! 巨人だけじゃない、まさかのダークホース球団が虎視眈々

  3. 8

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  4. 9

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 10

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ