《20試合を切ったら死活問題。何とかして欲しい》トップ選手の悲痛な叫びはJGTOに届いているのか
「20試合を切ったら僕らの死活問題になります。何とかして欲しい」
ツアー関係者にそう訴えたのは、ある男子のトッププロだ。もちろんこれは彼個人の意見だけではなく、大勢のツアープロの声を代弁した言葉でもある。
彼の話では、来季の国内男子ツアーは「長嶋茂雄招待・セガサミーカップ」と、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催し、選手会などが共催する「フォー・ザ・プレーヤーズ・バイ・ザ・プレーヤーズ」の2試合が消滅する可能性があるというのだ。
この件をJGTOに問い合わせたところ「まったく聞いていません」との返答だったが、今年が最後になりそうな大会はまだある。国内で初の開催となった欧州ツアー「ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」は、今季が3年契約の最終年。継続するかは審議中だが、来季は3試合が消滅するかもしれないのだ。
今季は52年の歴史を誇る「マイナビABC選手権」を筆頭に「ASO飯塚チャレンジド」と「ゴルフパートナー・プロアマ」の3試合が消え、負の連鎖が続いている。