全米OP予選通過は松山英樹のみ 日本勢は今年も総崩れの体たらく…“井の中の蛙”はっきり
【全米オープン】第2日
今回も厚い壁に阻まれた。
今年の日本勢は7人が参戦。松山英樹以外は、国内外の予選で出場権を得た出水田大二郎、杉山知靖、星野陸也、香妻陣一朗、小平智に、昨年マコーマックメダル(世界アマランク1位)を受賞した中島啓太の6人。決勝に進んだのは通算イーブンパー24位の松山だけだった。
過去10年(今年を含む)、松山を除く日本選手で全米オープンに出場した選手は延べ38人。その内予選通過は同9人しかいない。最高位は2016年宮里優作の23位。上位争いは皆無だ。
この10年でゴルフギアの性能は格段にアップし、日本選手の飛距離も伸びたが、相変わらず低レベルでコースもやさしく、芝質も異なる国内で戦っている限り、急に世界最高峰の大会に出ても結果が残せるはずがない。
ちなみに今大会のベスト10フィニッシュは──
1980年 青木功2位
1987年 中島常幸9位
1989年 尾崎将司6位