松山英樹1アンダー35位T発進…“相性最悪”全英攻略のカギは「完璧主義」からの脱却
【全英オープン】第1日
何かしっくりこないのかもしれない。
初日の松山英樹(30)は1アンダーでフィニッシュした。この日はリンクス特有の強風は吹かず、3アンダー以上の60台が26人もいては、好発進とはいえない。
「そんなに悪いプレーではなかった。ショットもパットもよくなってきている。もう少しハマるものがあれば……」(松山)
スコアを伸ばせる、伸ばせないは紙一重と言いたいのかもしれないが、全英は松山にとって4大メジャーの中で最も相性の悪い大会だ。過去7回の出場で最高成績は初出場だった2013年の6位。ベスト10入りはこの1回限りで、予選落ち3回(16、18、19年)はメジャーワーストだ。
ちなみに昨年の全英はコロナ感染の影響による体調不良のため欠場した。13年にプロ転向してからメジャーの舞台に姿を見せなかったのは初めてだった。あるツアー関係者はこう言う。
■「神が創ったコース」の難しさ