大谷翔平の移籍先に“お荷物球団”タイガースが急浮上 新GM就任で名将マドン氏と再共闘なるか
タイガースは昨オフ、昨季まで3年連続2ケタ勝利の左腕ロドリゲス(前レッドソックス)、メジャーを代表する遊撃手のバエス(前メッツ)らの獲得に総額300億円を超える大型補強を行いながら、56勝91敗の勝率.381。首位ガーディアンズと24ゲーム差でア・リーグ中地区最下位だ(数字は20日現在)。すでにレギュラーシーズン敗退が決まっているとはいえ、これは右腕マイズ(25)を筆頭に若手選手に故障者が続出したことが響いた。地区優勝した14年を最後に再建モードに入り、選手育成に力を入れてきただけに、若手の逸材は豊富だ。
来季終了後には今やメジャーで最大の不良債権と化したミゲル・カブレラ一塁手(39=8年総額約356億円)との契約が満了する。元々、資金力のある球団だけに、資金的にも大谷獲得に支障はない。
マドン氏は、大谷の起用法に関する制限を撤廃し、リアル二刀流を実現させた。早ければ来季にも大谷は再び、名将との共闘が実現するか。