“38歳の皇帝”長谷部誠が電撃合流! 森保ジャパンは米国戦にトップ下を置いて戦う
「熱量がなかったらここにはいられない」
相手が強くなればなるほど日本の守備力が問われるところ。今回は進境著しい板倉滉(ボルシアMG)が負傷離脱したものの、半年以上も代表戦から離れていた冨安健洋(アーセナル)と酒井宏樹(浦和)が復帰。吉田麻也も新天地・シャルケでタフな戦いを続けており、守備陣の経験値は高まっている。
長友自身はちょうど1年前に復帰したFC東京で左右のSBで臨機応変にプレー。厳しい評価にさらされることもあるが、「自分はまだまだ世界の大舞台でやれるんだ」と鼻息が荒い。
そのパッションは36歳になった今、増す一方だ。22日の取材対応時にも川島に「熱量がすごい」といじられたほど。「そりゃ熱量あるでしょ。それがなかったら、もうここにはいられない」と39歳のチーム最年長GKに言い返す姿はサッカー少年そのままだ。
日本からの移動で練習合流が遅れた分、米国戦のスタメン出場は難しいだろう。が、26人登録・5人交代のカタールW杯は過去にない総力戦。大ベテランにも必ず仕事が巡ってくるはず。
それを確実に遂行し、長谷部という偉大な先輩を納得させるような形に持っていってほしい。