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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

オリックス能見篤史の引退に思う “往年の虎のエース”同級生の井川慶との奇縁

公開日: 更新日:

 オリックスの現役最年長投手・能見篤史(43)が今季限りで引退することになった。18年間で通算104勝をマーク。全盛期は阪神のエース左腕として2ケタ勝利5回を記録。2012年には最多奪三振のタイトルも獲得。翌年のWBCでは日本代表に選ばれるなど、当時は球界を代表する左腕の一人だった。

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 私は往年の虎のエース・井川慶のファンだったから、井川の同級生にあたる能見が阪神に入団してきたときは、とても興奮した。

 鳥取城北高時代はその井川と、のちにオリックスにドラフト1位で入団する川口知哉と並んで「高校生左腕三羽ガラス」と称される投手だったが、井川と川口が98年に高卒でプロ入りしたのに対して、能見は社会人に進み、そこでも故障によってなかなか活躍できなかったため、プロ入りは05年と遅かった。当時すでに25歳である。

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