ダル“大舞台に弱い”レッテル覆す2連勝! ポストシーズン好投でボーナスは?うまみはある?

公開日: 更新日:

FA市場の目玉になる可能性も

 メジャーではレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて活躍する選手が評価される。ワイルドカードゲームから好投を続けるダルにボーナスなどのうまみはあるのか。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「ワールドシリーズやリーグ優勝決定シリーズMVP受賞の出来高契約を結んでいる選手もいますが、まれなケースです。今回の活躍によるダルにとってのうまみは、投手の価値がさらに高まったことでしょう。レギュラーシーズンの成績(16勝8敗、防御率3.10)に加え、熾烈なワイルドカード争いを演じた9月は6試合で5勝1敗、防御率1.85とプレーオフ進出の原動力になった。パ軍も含めた全球団がダルの評価を再考したはずで、先発強化を優先課題とする球団は補強リストの上位に位置づけたのではないか」

 ダルは来季終了後、契約が満了する。パ軍の前半戦の状態次第では、7月末のトレード期限までに放出したり、オフにはFA市場の目玉になる可能性もある。

「来季、2年連続で防御率3点台ならオフにはオファーが殺到するはずです。近年、ベテラン選手であっても大型契約を交わすケースは少なくないため、3点台後半なら2年契約、前半なら3年契約を提示されるでしょう」(友成那智氏)

 世界一に貢献すれば、ベテラン右腕の評価はさらに高まりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も