【Disgustingly good】うんざりするほど素晴らしかった ネビン監督代行のオモシロ絶賛
「I want to win.」
私は勝ちたい──。大谷翔平が常に言っているフレーズだ。
エンゼルスが77勝85敗で地区4位に終わった昨季。シーズン最終戦を前に報道陣の質問に答えた際も、「ファンも球団の雰囲気も好きだが、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い」と吐露した。これをきっかけに、日米メディアは移籍問題をかまびすしく報じ、それは今季8月のトレード期限まで続いた。
その今季もエンゼルスは73勝89敗で地区3位。2014年以来、プレーオフ進出から遠ざかっている。大谷は自己最多の15勝を挙げたが、いくら好投しようが、打線の援護がなければ勝利の女神は笑ってくれない。
今年6月9日(日本時間)、地元アナハイムでのレッドソックス戦では好投しながらも0-1で敗戦。この試合でエンゼルスの連敗記録は14まで伸び、MLB担当のレット・ボリンジャー記者は「most dissapointing team(最も失望したチーム)」と遠慮なしに書いていた。