エンゼルス大谷は苦戦必至 オールドスクール好む“世界一3度の名将”がライバル球団監督に就任
来季も二刀流を継続するエンゼルス・大谷翔平(28)にとって厄介な存在になりかねない。
ア・リーグ西地区のライバルであるレンジャーズの新監督にジャイアンツを3度の世界一に導いたブルース・ボウチー氏(67)が就任した。
レ軍は昨オフ、投手と野手を合わせて総額約740億円規模の大型補強をしながら、エ軍(.451)よりも低い勝率(.420)で地区4位と低迷。8月には就任4年目のウッドワード監督を解任した。レ軍再建を託された新監督は日本時間25日の就任会見で「このチームは走塁と守備を改善する必要がある」と早くも課題を挙げた。
パドレス時代を含めて通算25年の監督経験があるボウチー氏は経験に基づく伝統的な手法を好むオールドスクールとして知られる。13年間指揮を執ったジャイアンツではバントやエンドラン、犠打を多用し、2010年以降は1年おきにポストシーズンに進出。3度のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。