【I love him like my son.】エ軍ネビン監督代行はMVP候補の大谷のライバルに「私は彼を息子のように愛している」と…
このフレーズは今夏、エンゼルスのネビン監督代行が米スポーツ・チャンネルのひとつ、ESPNのインタビューに答えた際に発したものだ。
すでに当時、今季のアメリカン・リーグのMVPは大谷翔平とヤンキースのアーロン・ジャッジの一騎打ちという様相を呈していた。そのMVPの行方を問われたネビン代行は、正確には、
「I love AARON JUDGE like my son.(私はジャッジを息子のように愛している)」
と、言っている。
ネビン代行は2018年から4年間、ヤンキースで三塁コーチを務めていた。主砲のジャッジとも個人的に親しい間柄だった。ジャッジは30歳、大谷は28歳。どちらもネビン代行にとっては、息子のような年齢だ。25歳になる本当の息子、タイラー・ネビンも現在、ボルチモア・オリオールズの外野手として活躍しており、彼にとってはメジャーリーグに3人の息子がいるようなものだ。
その息子のような選手がMVPを争うことになり、ことあるごとに記者から質問されたが、「それでもMVPはオオタニだ」と次のように語っている。