蝉川泰果はジャンボ尾崎の二の舞? 描く青写真「30歳まで日本ツアー専念」の拍子抜け

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【マイナビABCチャンピオンシップ】第2日

 大会2日目は史上初のアマ2勝を挙げ、10月31日にプロ転向したばかりの蝉川泰果(21)が68で回り通算2アンダーでホールアウト。初日2オーバー70位タイの出遅れから、40位タイに浮上して予選通過を決めた。

「地元大会なので注目されている。明日からは行けるところまでまくってやろうと思います」(蝉川)

 95年ぶりのアマ優勝だった「日本オープン」は初日から首位キープの完全V。今年は「パナソニックオープン」、男子下部ツアーにも勝っており、いま勢いに乗っている注目選手は、プレースタイルもダイナミックだ。

「ギャラリーが見てて面白いな、すごいなというプレーができるタイガー・ウッズのような選手になりたい」とスケールが大きい。

 ただ、気がかりもある。

 蝉川は30歳まで日本ツアーでプレーし、賞金王タイトルを複数回獲得し、メジャーや米ツアーはスポット参戦で勝つという青写真を描いている。

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